魔が差したパン: O・ヘンリー傑作選III 新潮文庫
ほのかな恋の悲しい結末。哀しい人生の小さな喜び。
【文庫本】
堅実に暮らしていた女が芸術家風の客に抱いたほのかな恋心。愛した女を捜し続ける男を導く妖しげな香気。立身出世し、田舎に凱旋した男の本当の姿をみた妻。没落貴族がかつての邸宅を借りて開いた晩餐会にやってきた招かれざる客――。
大都会ニューヨークと砂塵舞うテキサスなどを舞台に、市井の人々の悲喜こもごもを自在に描き尽した短篇小説の名手による至高の17編を新訳!
本書収録「魔が差したパン」冒頭
マーサ・ミーチャムという女が街角の小さなパン屋を営んでいた(三段上がってドアを開ければ、ちりんとベルが鳴る、というような店である)。
マーサは四十歳。独身。通帳には二千ドルの残高がある。人造の歯を二本と、人情に厚い心臓を一つ所有する。このマーサよりも結婚しそうにない女が案外さっさと身を固めているものだ。
週に二度か三度は店に来る客がいた。だんだん気にかかるようになる。…
カバーは多少イタミがあります。
小口、天地は薄キズありますが概ね良好です。
紙面はキレイです。
平成27年発行。
※商品画像については、モニターによって色味が若干異なります事ご了承ください。
Trend Ranking
Popular Items
Favorite
MORE
All Delete
MORE
All Delete
History
MORE
All Delete
MORE
All Delete