『秋吉巒 挿画集 夢幻の悦楽郷』

いまよみがえる、幻想とエロスのユートピア!

澁澤龍彦が賛した伝説の画家、秋吉巒。求められても自作を売らず、初個展が遺作展(於・青木画廊)。
一方、風俗雑誌に多くの挿画を描き、熱烈な支持を得る。
戦後、さまざまな風俗雑誌の表紙や挿画を描くようになるが、やがて、澁澤龍彦が「ひたすら自分の夢をつむいだ」と賛した独特な幻想絵画の制作に没頭。
その超現実的(シュルレアリスティック)な幻想風景を生む想像力と卓越した画力がいかんなく発揮された稀有な挿画約200点を収録!
「秋吉巒・四条綾 エロスと幻想のユートピア」収録の秋吉作品をベースに、風俗資料館が所蔵する貴重な資料の数々から掲載数を約3倍に増量。

【仕様】
ページ:176頁
サイズ:A5判変型

【秋吉巒 プロフィール】
大正11年 8/22 父辰次の長男として旧日本帝国支配下の京城に生まれる。本名・照國。父は熊本県出身。通信省宮吏として朝鮮で奉職していた。京城公立商業高校入学。
挿絵画家・椛島騰一の絵に魅了され、熱心に模写した。肖像画の他に「デカメロン』など風俗誌の仕事を始める。昭和42年以降3年間、雑誌の仕事をやめて絵画制作に没頭し180余点もの作品を描く。
昭和56年 6/8、心不全で死去。58歳。

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