ベクシンスキ 『ベクシンスキ作品集成 II 絵画・彫刻・レリーフ篇』

ベクシンスキ作品集成全三巻シリーズ完結!!

諧謔精神を散りばめた70年代の写実主義的幻想絵画の時代に続く80〜90年代のべクシンスキは、かつての抽象表現主義への回帰を思わせるシリアスな生体廃墟の連作に移行する。
しかしながら片時も絵筆を離すことなく、2000年前後そして最晩年の2005年にかけ、振幅を繰り返した抽象と具象,表現と形式という枠組みを超克した自身の画業の集大成ともいえる傑作群を次々産み出した。
それらは生涯にわたる強迫観念であった「死の恐怖」が「死との共存」という受容によって昇華されたようなモノトーン基調の静謐な無人風景群であった。
本書には、画家が死の直前まで追い続けた審美的幻想世界の精髄が収められている。

【仕様】
サイズ:A4並製本
ページ数:124ページ
エッセイ:谷川渥、藤田博史
収録図版カラー図版55点以上

【ズジスワフ・ベクシンスキー プロフィール】
ズジスワフ・ベクシンスキ、又はゾディソワフ・ベクシンスキー(1929年2月24日-2005年2月21日)は、ポーランドの画家、写真家、芸術家。
主に死、絶望、破損、廃退、廃墟、終焉などをモチーフに扱い、不気味さや残酷さと同時に荘厳な美しさを感じさせる画風が特徴。

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