サイン本 グリフィスの傷 千早茜

202406 08

※著者サイン本です。

「傷」をめぐる10の物語を通して「癒える」とは何かを問いかける、切々とした疼きとふくよかな余韻に満ちた短編小説集。

「みんな、皮膚の下に流れている赤を忘れて暮らしている」。ある日を境に、「私」は高校のクラスメイト全員から「存在しない者」とされてしまいー『竜舌蘭』

「傷が、いつのhかよみがえってあなたを壊してしまわないよう、わたしはずっと祈り続けます」。
公園で「わたし」が「あなた」を見守る理由はー『グリフィスの傷』

「瞬きを、する。このまぶたに傷をつけてくれたひとのことをおもう」。「あたし」は、「さやちゃん先生」をめがけて、渋谷の街を駆け抜けるー『まぶたの光』
ほか、からだに刻まれた傷を精緻にとらえた短編10作を収録。

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