時の向こう側
流れゆく日常を四季になぞらえた歌集。
『時の向こう側』
田中 マリ(たなか まり)
『詩を読みたくなる日』や『となりの谷川俊太郎』などの話題作で注目されるポエムピースから、初の短歌集がでました。
“皺に染み歩行も遅く老い行けど心はずっと野々花でいよう”
めぐる季節のなかでの日常を綴った歌集。
著者が夏生まれなことから本編は夏の歌からはじまります。
2017年から2023年にかけて詠出した118首に加えて、歌誌『青南』を代表する歌人として活躍した
清水房雄にむけた追悼歌を収めました。
家族や生き物、自然を慈しむ歌から、現代社会への問いをユーモラスな切り口で詠んだものまで
著者の目線を通して詠まれる短歌は、やわらかくも真の力強さを感じられます。
各章に添えられている著者の油絵は、読者をノスタルジックな世界観に誘いこみます。
私たちの胸の中にある数々の愛しい記憶の欠片はいつだってお守りのように優しく寄り添い、
今、そしてこれからを歩んでいく私たちの背中を押してくれます。
過去、現在、未来が交錯する美しい歌集です。
Trend Ranking
Popular Items
Favorite
MORE
All Delete
MORE
All Delete
History
MORE
All Delete
MORE
All Delete