ヒトとAI (岩波新書 新赤版 2122)

岩波書店

AIと共に生きるなかで、私たちは自己の再定義と社会の再設計を迫られている。AIが知の領域に組み込まれるなかで、仕事や教育のあり方はどのように変化し、経済や文化の枠組みはいかに再編されるのか。そしてヒトという存在の何が変わり、何が変わらないのか。AIが前提となる時代の見取り図を第一人者が提示する。 目次  はじめに 第I部 ヒト以外の知能 第1章 学習する計算機  学習する計算機と、説明できなくなった人間  理解する前に答えがある世界へ 第2章 学習とは何か  模倣する学習から、試行錯誤する学習へ  なぜ人は「理解していないもの」に従うのか  わからないものに判断を委ねるとはどういうことか  理解を前提とした判断の限界   コラム 学習の三つの基本形 第3章 AIは断片的な世界で学習する  断片的な学習がもたらす強さ  連続性を持たない学習の限界  AIは表面的にしかわかっていない  世界の厚みを持った人の学習   コラム 大規模言語モデルの学習 第4章 AIは継続学習が苦手  分散表現が生む「記憶の干渉」  破滅的忘却  AIは忘れながら覚え直している  反復によって成立

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