『中くらいの友だち 韓くに手帖』 -第十二号- ※送料無料!! ※入荷しました

【商品説明】
■著 者:同人雑誌
■出版社:皓星社
■構 成:A5判 
■発刊日:2023年6月25日
■言語:日本語

■ Book Guide 
20年前、30年前の私たちの記憶。その親や祖父母たちの経験。同じ頃に韓国の詩人が書き留めた風景。そして今の留学生が感じたことなども。『中くらいの友だち』12号には、さまざまな時間と記憶が集まりました。「客地で生きるとは」と李銀子さんの書いてくれた言葉が心に沁みます。

子どもの頃、夕方ラッパを吹きながらやってくる豆腐屋さんから、オモニは毎日豆腐を買った。ある年、チェサで使う韓国風の固い豆腐を作れないか相談すると、おじさんは何度か試作品を持ってきたが叶わず、ふたりで残念がった。オモニは代金とともにお礼にキムチを手渡し、おじさんはおばさんのキムチがいちばんだよ、と笑った。隣家の高校教師の一家が引っ越すときは、おばさんにいっぱい助けられた。ありがとう、と妻が別れの涙を流した。それらのエピソードを思い出しながら、客地で生きるとはこういうことだった、と思い知る。 (李銀子「近況」より)

今号もぜひよろしくお願いいたします。

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