障害者の自律/自立と憲法 「自立生活」論から「自律の保障」を問いなおす / 杉山有沙

真にインクルージブな人権論をめざして<br><br>憲法論における人権保障の前提として通底する〈個人の自律〉。しかし、自己決定が難しいと思われがちな障害者、高齢者や子どもは、人権保障の場面において自律的な存在というよりも他者に依存する存在として描かれがちであり、これは人間らしい生活を保障する生存権保障の場面でも同様です。そこで本書は、「自由」や「自律」の原理と生存権保障との連続性について、イギリスのMCA(自己決定能力法)といった先進的な外国立法のほか、「自立生活」論をはじめとする法学にとどまらない議論も参照しつつ、論証を試みます。より包摂的な人権論を切りひらく、挑戦の書!<br>杉山有沙
弘文堂
2024年02月
シヨウガイシヤ ノ ジリツ ジリツ ト ケンポウ
スギヤマ アリサ
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