『伊藤晴雨の世界2 伊藤晴雨 秘蔵画集〜門外不出の責め絵とドローイング』

希代の責め絵師 伊藤晴雨

明治から昭和にかけて活躍した希代の責め絵師、伊藤晴雨が極めた艶美の境地――
人さらい、見せしめ……抒情をもって描き出した、戦慄と恍惚の美がたっぷり味わえる画集です。
風俗資料館が所蔵する貴重な資料からまとめた、『伊藤晴雨の世界1 [秘蔵写真集]責めの美学の研究』に続く、
晴雨の世界が堪能できる1冊です!
筆致の生々しさや、身体や表情を捉える試行錯誤のあとがうかがえる、下絵やデッサンも多数収録!

「(第二次世界大戦後は)
何でも描ける時代になったのに、紙がなかった。
その晴雨に紙を届けたのも、私の父親でした。
届けた紙を、頭上に押し抱き「ありがてぇ、これでまた好きな絵が描けらぁ」。
そういった晴雨の姿を、小学生だった私は二度見ています。
――風俗資料館初代館長・平牙人」


【仕様】
ページ:128ページ
サイズ:B5判
カバー装

【伊藤晴雨プロフィール】
明治15年生まれ、昭和36年没。巧みな技術で迫真の責め絵を描き、その大家としてファンも多く、『責(せめ)の話』などの名著も著す。一方で、幽霊画の傑作も多く残したほか、江戸の市井風俗をこよなく愛し、江戸風俗にまつわる書籍も著している。

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